ゴミ処理施設建設に関わる調査特別委員そのC ―12月3日は桑山市長への聞き取り調査でした― |
★写真は、12月定例市議会本会議風景です。 |
(以下は、私のメモとテープを整理したもので正式な議事録ではありません) ★末永→平成19年6月に建設予定地に領家地区を決定した。その後平成20年1月までに4回にわたって最終処分場は受け入れられないという申し入れが領家の町内会の総意として出されました。これについて、市長は回答も出されておりますが、後で覚書の問題で同じようなことを聞きますけれども、なぜ、最終処分場は受け入れないというて地元が言っておる、ということを、議会などに言わなかったのか、教えてくださいませんか。 質問の意味が理解できない桑山さんです ◆桑山市長→自明と言えば自明であります。我々はいわゆる3点セットといわれておるものをあの地に求めることによって、立候補をしていただいたというのが骨格であります。3点セットを認めた上で立候補を求めておるものでありますから、その履行があったということでございますので、その辺は推して知るべしということであります。 ★末永委員長 全然質問に答えていない。そういうことをどうして議会などに言わないまま、10月ぐらいかけて、一応地元の町内会が平成20年2月10日に受け入れを、3点セットで条件つきで認めるということになった。 その間、議会に対しては、「津山ブロック協議会、圏域の中で建設費、運営費の負担の区分についてなかなか話し合いができずに前に行っておりません」という説明ばかりをしてきた。みんなそれを信用しとった本会議での質疑を。 言うべきはいうておると私は思っているわけです ◆桑山市長→どうも失礼しました。当然、言うべきものは言っておったであろうというふうに、平素私は思っておるわけでありまして、つまり、その3点セットでいっていると。それがその後、国策にもよりまして、溶融というのがベストでないんだぞと……。
★末永→話がちょっと広がったらいけんのです、溶融のはなしではない
◆桑山市長→広げんというても、それは関連するわけですから。
★末永→それも後で質問しますから。端的に行きましょう。何で議会に言わなんだんならと言うたら、何か、言うべきことは言うておっただろうという、だろうじゃない、あなたが本会議で答弁しとんですよ。(津山ブロックの負担金でおくれていると答弁して来たことを述べている)
◆桑山市長→それがおくれた、報告がおくれた……。 ★末永→おくれたんじゃない、(申し入れのことは報告を)していないんです。私どもが「こういうものがあろうがな」と言うてから認めただけです。報告を受けた覚えはありません。明確に言っておきます。
◆桑山市長→申し上げておくべきだったかなと、今指摘されれば思いますが、そのときに普通の事務ですから、そこのところが……。
◆桑山市長→それは全く違います。だから先ほどちょっと言うとかにゃいかんかなと思ったんですが。
溶融方式が変わったのは、後々のことだから
★末永→国の方針が変わったのは、公募の後なんです。公募のときには市長も言われたように3点セットなんです。その中に最終処分場は入っておる。そのときは主にガス化溶融炉路線だった、細かい言い方は抜きにして。その最終処分場を受け入れんというて領家町内会が言い出した。言い出したことの理由は別。これを聞いているんです。これを何で議会に言わなんだんならと。 情報公開をして、公明正大にやっているは嘘ですよ
★末永→あなたは何でも全部情報公開をしとるがなと、公明正大にやっとるがなと言よるんじゃから、そこのところがちょっとおかしいがなと言いよんです。それだけでいいんじゃ。他の答弁は要らんのです。
全然かみあわない答弁ばっかりです
◆桑山市長→部分部分から言いますと、そういう、いろいろとあるでしょうが、私は特に何かを、悪いことをして隠そうとか、議会は何かを隠しとったらいかんということですから、我々にその気は全くなかった。しかしながら、その後のこともしゃべるなと言われれば言いませんけれども。
◆末永→言うとらん、どこでいうたか、宿題にしておきますから、いつ、どこで言うたかということを調べて報告してください。 市長ね、今の国の動きのことについて説明がありましたが、どうしても言いたい言いたいというけん、言ってもらったんですが、公募の条件にこだわるようですけれども、公募のときには、焼却灰は溶融し、無害化を図ると共に、リサイクル使用も実施して埋立量を削減するという方針で公募に入っとんです。
まったく、質問の意味を理解できないとは・・・
◆桑山市長→結果、埋立をしようと思ったものが、もっといい方法があるということで国策が変わったと。そのいいほうの国策に乗ったということだけでありますので……。
◆末永→ちょっと待って、ちょっと……。
◆桑山市長→したがいまして……。
質問にこたえていないし、時期が全く違うことを説明するな
◆末永→時期が違うと言っておるんです。今市長が言われたのは、最近の話です。技術審査委員会が出したセメント原料化方式、ストーカ方式、この説明を受けておるんならあなたが言うのでおうとるんですが、
市長の答弁よりも、二年前のことを聞いています
そんなことを全然言いよらんのじゃ。領家地区が適地選定委員会で最高点をつけて、あなたが会長をしておる津山ブロック協議会で、「領家地区でやる」ということを決めた。
予定地を領家にすると決めた直後から、最終章分譲は、お断りと申し入れた領家なんですよ
それから二、三カ月後から、私らは(領家の人たちは)最終処分場、すなわち、焼却灰などを埋め立てるということを知らなんだと。住民が重大な錯誤をして了解したんじゃから、受け入れられない、こういうことを言うてきています。
それを議会に報告していないということです。
最終処分場はいらないという内容も重大ですよ。
ゴミ処理施設の根幹にかかわる重大事です。
◆桑山市長→元々の、当時は3点セットというものが当然の前提になっておった。しかし、よく話をしておる間にいろんな話が入ってくると。そうするとやや不安になってきたんだろうと思うんですね。お地元の方の心理状態を推察しますと、それは何と、重金属が混ざったものが埋立されるんじゃないかとか、いろんな話が多分入ったんだと思います。
そういたしますと、こんな怖い物があったんじゃ困るという話も出たんでしょう。そうこうしていると、
そして、焼却灰についての国策の変化の説明です、・・・なんで、質問には、まともに答えなくてはいけない、ということを知らないのですかね、、、
いやいや、それは国策が変わったようですよと、溶融ということが一番いいと思って、あれは溶かすんだから一番いいと思っていたけれども、何と灰でも資源化して生かせるんだそうだということになって、そりゃいいことだというて変わったということでありますから、何もそこに悪い、地元にとって不利になることはない。そしてまた、行政にとってもありがたいことであると、こういう進化であるというふうに私は見ておるわけであります。以上です。
全然質問と答弁が違うと指摘しておきます、
◆末永→全然、質問の意味合いと答弁が全く違う。確かに今の時点で焼却灰をどう扱うのが一番ベストかという論議には合うとると言いよんじゃ、あなたが言いよるように。しかし、領家町内会が最終処分場は受け入れることができないということを申し入れしてきたのは、あえて言うておきましょう。
焼却灰は、溶融してスラグとして埋めるとの方針をもっていた時期に、領家が「受け入れない」と言いだしたのです、しかも、応募の条件として、受け入れるのが条件でしたのに・・・
国では確かに大きく方向転換してリサイクルが叫ばれかけたとき。しかし、現実は津山市がそのことを認めて方針化するのは、今から約半年前、すなわち、領家町内会から申し入れが来てから1年後です。そして、あなた方の領家町内会に対する回答書はすべて最終処分場として、飛灰でしたか、飛灰のほうはちょっと体制が違いますけれども、主灰も含めて埋め立てますと、そういう時期のことなんです。ですから国策が変わったというようなことを言わんようにしとってください。
※ここも市長に、宿題をださざるを得ない事態でした→ともかく、良く調査して、もう一度、正式に委員会に来てください・・・整理してもらわないと委員会として困る
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今度は、覚え書きの問題ですが ■森岡委員→市長は「覚え書き」を知っておったんじゃろうか。 ◆末永→市長は知っとらあ、判こを押しておるんじゃけん。知らんというたら質問ができなくなる・・・。 ■森岡委員→そりゃわからんで。ちょっと聞いてみて。 こんなやりとりから始まった質疑でしたが・・・
えっ、!、事務局職員がしたことですか、 覚え書きを取り交わすのは重大なことであり、事務的ではないよ ★末永→けれども、覚書を取り交わすような重大なことを、今市長が説明したようなことが、本当に、出きるんだろうかと思えて仕方がないんですけれどもね・・・・。 市長との「懇談会」は、このあと、幾つかの課題を問いかけて、答弁ももらっていますが、『宿題』となった課題のみの紹介にします。 2009年12月5日 記入 |